畳の材料である「い草」は、天然の素材であるからこそ、日焼けをしたり、ほころびが出たりします。 丁寧に作られた畳は、丁寧に補修をすることでより長く快適に使っていただくことができます。 だから当店で補修を行う畳は一日一間のみ。納得のいく補修をしてからお取替えいたします。
参考価格表
「畳床(たたみどこ)」、「畳表(たたみおもて)」、「畳縁(たたみべり)」。畳は大きく分けるとこの3つからつくられています。 「畳床」は厚みのある畳の土台部分。藁を重ね合わせて締め付けたものを圧縮してつくられています。 その「畳床」に、天然のい草でつくられた「畳表」を上からかぶせて、柄の入った「畳縁」を縫いつけて畳が出来上がります。
畳表の下には藁を圧縮してつくられた畳床があります。用途によっては、藁以外の建材を使った畳床もあります。
長年使用した畳床は消耗や物の重みなどで凹凸ができたりします。なるべく平らになるように機械ではできない細かな補修をしていきます。
変色や傷などがないものが品質のよいい草です。草が長く中央の良い部分を使用でき、色や太さが揃っているものが高級な畳表の材料になります。
「起きて半畳寝て一畳」ということわざもあるように、畳一畳は大人一人がごろっと横になれるくらいの大きさです。
でも同じ一畳でも、その規格(サイズ)が地域や建物によって違うことはご存じですか?
一般的な畳の種類は、大きい順に「京間(関西間)」「中京間」「関東間(江戸間)」「団地サイズ」の4つ。
静岡県では主に関東間が使われています。関東間のサイズは176×88cm。
「京間(関西)」のサイズは192×96cm。関東間より大きいサイズですので少し割高になります。
「中京間」のサイズは180×90cm。名古屋を中心とした中京圏で使われています。
そして地域に関係なく、アパート・マンションなどの共同住宅で主に使用されているのが「団地サイズ」です。
団地サイズは170×85cmが主で、他の畳よりも小さめです。
京都と江戸の文化の違い、秀吉と家康が定めた一間の長さの違いなど、大きさが違う理由は諸説ありますが、畳は日本の文化とは切り離せない日本独自の存在。
畳のサイズの歴史を知るだけで、日本の歴史が見えてくるのはおもしろいですね。
いずれにしても部屋によって微妙にサイズも異なりますから、当店ではしっかりとサイズをはかって、ぴったりと収まる畳をご納品させていただきます。
下見・御見積だけでもOK。電話または店頭までお気軽にお問い合わせください。
お客様のご自宅や店舗等に伺い、畳の現状を確認させていただきます。
材料を持参して、施工方法やそれにともなう御見積の説明を行います。施工日程も決めていきます。
施工当日は、当店の作業場にて張替・補修作業を行ってからご納品いたします。
施工日の朝に畳をお預かり。丁寧に仕上げてその日の夕方にはご納品いたします。
ご自宅や店舗等に伺い、畳をお預かりします。お客様のご都合に合わせて時間は調整いたします。
当店の作業場にて張替作業を行います。一日一間分、丁寧に修繕作業をさせていただきます。
枚数によって異なりますが、夕方までには仕上げてご自宅に搬入。夜には新しい畳でお過ごしいただけます。
道具を使って行いますので、重たいものでも傷つけず移動ができます。
畳を上げたところに板をひき、畳の上の家具を移動させます。
新しい畳の搬入後は、元の位置にしっかりと家具を移動します。